どうも、Sydneyです。
タイトルが示す通り、本日は広島平和記念日ですね。
亡くなられた方々、ご遺族の方々へお祈り申し上げます。
1945年8月6日午前8時15分、米軍のB-29爆撃機「エノラ・ゲイ」により、原子爆弾「リトルボーイ」が広島に投下。一瞬にして14万人の尊い生命が失われ、市街地が潰えました。
思想信条を抜きにしても、日本人なら絶対にこの歴史的悲劇から目を背けてはならない日だと思います。
そんな日の朝にTwitterのタイムラインをスクロールしてると、妙に違和感を覚えるキーワードがチラつきました。
原爆記念日って何?
今日は広島の原爆記念日なんだ。お祈りしよう。
— greentao (@Bulebird0720) August 6, 2020
それでももちゃん桃子さんのそういう建前も話せました。そしてそれが嘘、建前とは嘘という意味のミウラを浄化してゆきましょう。
ああそっか今日は原爆記念日か…
— やってしまったねぇ。 (@kongara_muscle) August 6, 2020
疫病で等しく世界が平和じゃない上に、お隣さんはなんか混乱に乗じて侵犯してくるし大国同士で戦争手前みたいなギスギスした空気だし
頼むからこれ以上なんも起こるな
日常を返してくれ…
#世界平和
「原爆記念日」なんて記念日はないです。
記念日の用語としてあるとすれば、「広島平和記念日」「広島原爆忌」、行事としては「広島平和記念式典(広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式)」が正しいようです。
※記事にするにあたって僕も詳しくはなかったので調べました。
やっぱり、不謹慎さは拭えない
前置きすると、言葉狩りをする気はさらさらありません。
「戦没者記念碑」や「戦災記念碑」といった、モニュメントにおいては当たり前な用法もあるので、良いことも悪いことも記憶に留めるという意味では「記念」は「記念」なわけです。
ただ、どうしても「記念日」と言われると、私的で身近な事例なら誕生日とか結婚記念日とかハッピーなイメージ。
国が制定した記念日でも「天皇誕生日」「憲法記念日」「建国記念の日」など、エポックメイキングな出来事を「記念」するケースがほとんどだと思います。
安易な造語は避けるべし
結論として、ことセンシティブな出来事に対して安易な言葉遣いや、有りもしない造語を使うべきではないということです。
僕自身ブログを始めたばかりで、語彙力も文章力もザコですが、自分なりに言葉選びには充分気を配って書き綴って行こうと思いました。
それでは。