続日本100名城 No.200:勝連城
※RERE0204さんによる写真ACからの写真
基本データ
- 築城年代:13世紀頃
- 別名:勝連城(かつれんぐすく)
- 構造:山城
- 築城者:勝連按司
- 主な城主:阿麻和利
- 所在地:〒904-2311 沖縄県うるま市勝連南風原3908
- 管理団体公式サイト:世界遺産勝連城跡 公式ホームページ
概要
勝連城(かつれんぐすく・かつれんじょう)は、沖縄県うるま市にあったグスク(御城)の城趾である。阿麻和利の城として有名。
参考:勝瑞城 – Wikipedia
勝連城の築城年代は発掘調査により13世紀末〜14世紀初頭とされています。
代々の地方首長にあたる勝連按司(かつれんあじ)は海外貿易で力を蓄え、中山王・尚(しょう)氏もその支配権を認めていたといわれています。
5世紀前半、酒色に溺れて領民に圧政を強いた9代目勝連按司・茂知附按司に対してクーデターが勃発します。
代わって城主となった10代目勝連按司・阿麻和利(あまわり)は善政をしき、勝連城は最盛期を迎えましたが、やがて王家に対する謀反が発覚すると尚氏の軍勢に敗れ、勝連城は廃城となったようです。

以上の経緯から、琉球正史では謀叛人としてレッテル貼りされてきた阿麻和利ですが、16世紀頃に編纂された歌謡集「おもろさうし」に阿麻和利を英雄として讃える「おもろ(歌)」が収録されている点から、従来の通説に疑問を呈する向きもあるようです。
また、勝連城も大きな戦乱の痕跡が無いことから阿麻和利は波照間島に配流され隠遁、城は無血開城したのではないか、とも考えられています。
城は中城湾に沿った勝連半島中央の独立丘陵上に位置し、琉球石灰岩の白亜の城壁は防御力の高さと曲線美を兼ね備えています。
縄張は一〜四の曲輪と 東の曲輪からなり、城域は沖縄屈指の規模を誇りました。

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交通
那覇バスターミナル与勝線(52)沖縄バスで約1時間30分「勝連城跡前」下車すぐ

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