続日本100名城 No.149:小牧山城
小牧市歴史館 小牧山城大手道 小牧山から望む名古屋の街並み
基本データ
- 築城年代:1563年(永禄6年)、1584年(天正12年)
- 別名:火車輪(かしゃりん)城
- 構造:平山城
- 築城者:織田信長・信雄、徳川家康
- 主な城主:織田氏、徳川氏
- 所在地:〒485-0046 愛知県小牧市堀の内1-1
- 管理団体公式サイト:小牧市
概要
小牧山城は1563年(永禄6年)、美濃侵攻に備えた清州城にかわる拠点として織田信長が新たに築いた城です。
1567年(永禄10年)に稲薬山城を陥落させ斎藤龍興を美濃から敗走させると、これを岐阜城と改名して入城し、小牧山城は廃城となりました。
その後、1584年(天正12年)の小牧(・長久手)の戦いでは、徳川家康が小牧山に本陣を敷き城跡を改修して陣城を構え着陣、対する羽柴秀吉軍と互いの出方をうかがう睨み合いが続きました。
濃尾平野の北東部、標高約86mの小牧山に築かれた平山城で東西約600m、南北約400mの山全体を城域とし、山頂の本丸をはじめ、中腹にも多くの削平された曲輪が形成されていました。

小牧山城は、かつて美濃攻めを目的とした出城と認識されていましたが、近年の発掘調査により永禄年間と推測される大手道が見つかり、軍事拠点の枠にとどまらない遺構が確認されています。
また、清州の住民を移動させて城郭史における初の「城下町」を形成するなど、構造的にも後の安土城に繋がる、一貫した信長の理念があったことが分かります。
なお現在、信長最初の本格的築城の様子を示す石垣や、天正期の土塁が山中に残っており、山頂には天守を模した歴史館が置かれています。

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交通
名古屋鉄道小牧線「小牧」駅から名鉄バス「岩倉駅(小牧市役所前経由)」行きで約10分「小牧市役所前」下車すぐ

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