シンジケートローンとは

どうも、Sydneyです。

世界各国の銀行が協調融資団のシンジケートを組成し、各国政府や政府機関に対して行う中長期の貸付を、シンジケートローンといいます。

協調融資であるこのシンジケートローンは、貸し手にとっては危険分散を図ることができ、借り手にとっては巨額の資金を効率的に調達できます。

各金融機関が協調して、国だけに限らずシンジケートを組成し、資金調達をひとつの融資契約書に基づき同一条件で融資で行う方法として認識されているようです。

アレンジャーと呼ばれる、金融機関の調整や借入れ企業との交渉を取りまとめる金融機関があります。

エージェントと言う金融機関は、契約調印後は契約条項の履行管理や元利金の支払い等、事務作業を一括して行います。

アレンジャーがエージェントに就任するケースが、通常はほとんどです。

シンジケート団は参加金融機関を幹事金融のアレンジャーが募集する形態は社債を発行するのと似た面があります。

シンジケートローンは金融機関からのお借り入れ取引きです。

設備投資のような長期的に必要な資金調達だけでなく、短期的に必要な場合も有効な手法と考えられます。

アレンジャーが行っているのは、契約締結手続きや契約条件の検討からシンジケート団を構成する貸付人となる金融機関の募集となどです。

契約の際借入れ人は、アレンジャーへの手数料を支払うことになります。

貸付人としてアレンジャー自身がシンジケート団に参加することもあるでしょう。

シンジケートローンを組む上で、とても重要だと考えられるのが、アレンジャーなのです。

それでは。