続日本100名城 No.180:岡豊城


基本データ
- 築城年代:15世紀頃
- 別名:―
- 構造:山城
- 築城者:長宗我部氏
- 主な城主:長宗我部氏
- 所在地:〒783-0044 高知県南国市岡豊町八幡字岡豊山
- 管理団体公式サイト:高知県立歴史民俗資料館
概要
岡豊城(おこうじょう)は、高知県南国市にある中世の日本の城(山城)跡。戦国時代に四国の覇者となった長宗我部氏の居城であった。城跡は国の史跡に指定されている。
参考:岡豊城 – Wikipedia
岡豊城は土佐の有力国人であった長宗我部氏が15世紀頃に築いたものと推定されています。
1504年(永正元年)に岡豊城で生まれた長宗我部国親(元親の父)は、幼少期に親を殺され城を逐われるも、1518年(永正15年)頃には城を回復しました。
国親の跡を継いだ子・元親は、その後四国全土をほぼ統一しましたが、豊臣秀吉の四国平定で降伏を余儀なくされ、所領も土佐一国に甘んじることになりました。

1591年(天正19年)頃、元親は浦戸城を築いて本拠を移転し、岡豊城は廃城となりました。
国分川を天然の堀とし、山頂部の詰を中心に、北東と西に曲輪を階段状に配する連格式の縄張のほか、各所に造成された畝状堅堀(うねじょうたてぼり)は四国地方では土佐国(高知県)のみにしか見られない貴重な遺構です。
なお、主要な建物があった詰や三ノ段・詰下(つめした)ノ段からは、 礎石建物跡が検出されています。


交通
JR土讃線「高知」駅からとさでん交通バスで約30分「学校分岐」下車徒歩約15分

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書籍
※2020/11/28 更新