続日本100名城 No.167:新宮城
※qooyaさんによる写真ACからの写真
基本データ
- 築城年代:1601年(慶長6年)
- 別名:丹鶴城、沖見城
- 構造:平山城
- 築城者:浅野忠吉
- 主な城主:浅野氏、水野氏
- 所在地:〒647-0081 和歌山県新宮市新宮7691−1
- 管理団体公式サイト:新宮市
概要
和歌山城主・浅野幸長は1600年(慶長5年)、家老の浅野忠吉に新宮を分知し、翌年から築城を開始しました。
その後、一国一城令で廃城となるも、1618年(元和4年)に築城許可がおり、再び築城に着手できました。
しかし、翌年主家の安芸広島転封にともない、忠吉も安芸国三原へ移ることとなりました。

浅野氏に代わって入封した水野重央は新宮城工事を引き継ぎ、1633年(寬永10年)に二代藩主・重良が完成させました。
熊野川河口近くの丘陵上に築かれた総石垣造の平山城で、最高所の本丸からは城下町を越えて太平洋まで一望できます。
また、熊野川沿いでは蔵と舟入(ふないり)を備えた水の手曲輪(みずのてぐるわ)が公開されています。


交通
JR紀勢本線「新宮」駅から徒歩約10分

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書籍
※2020/11/28 更新