続日本100名城 No.112:笠間城





基本データ
- 築城年代:1219年(承久元年)
- 別名:桂城
- 構造:山城
- 築城者:笠間時朝
- 主な城主:笠間氏、蒲生氏、浅野氏、井上氏、牧野氏
- 所在地:〒309-1611 茨城県笠間市笠間3613
- 管理団体公式サイト:笠間市
概要
笠間城の始まりは鎌倉時代とされ、下野宇都宮氏の一族である笠間氏が約370年にわたって本拠としていました。
1598年(慶長3年)、この地を得た蒲生秀行は重臣・蒲生郷成を城代に配し、郷成の手で中世城郭から近世城郭に改修された。
江戸時代になると、浅野氏が山麓に下屋敷を造営したが、山上の山城部分も幕末まで存続したようです。

構造
創建当初の笠間城は、佐白山の天険を利用した土塁造りの山城でしたが、蒲生氏入封により本丸北東に独立した天守曲輪を持つ近世城郭となりました。
本丸には二重櫓などが設けられ、その下方に二の丸や三の丸を配し、天守曲輪には高さ約4mの石垣が残っています。




交通
JR水戸線「笠間」駅より徒歩約50分、またはJR常磐線・水戸線「友部」駅よりかさま周遊バスで約15分「笠間日動美術館」下車徒歩約20分

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書籍・映像
※2020/11/28 更新