続日本100名城 No.177:引田城

基本データ
- 築城年代:1504年~21年(永正年間)、1573年~1615年(天正~慶長年間)
- 別名:-
- 構造:山城
- 築城者:(不明)
- 主な城主:生駒氏
- 所在地:〒769-2901 香川県東かがわ市引田
- 管理団体公式サイト:(不明)
概要
引田城は、1504年~21年頃(永正年間)大内氏の家臣寒川(さんがわ)氏に属する四宮氏が守っていました。
その後、阿波の三好氏が城を奪って家臣の矢野氏に与え、 1583年(天正11年)には一時、豊臣秀吉配下の仙石秀久が入城します。
1587年(天正15年)に讃岐を与えられた生駒親正が入城しました。
讃岐の統治にあたって、引田城では手狭と判断した親正は、ほどなくして聖通寺(しょうつうじ)城、次いで高松城に本拠を移しましたが、引田城は国境守備の城として引き続き重視されていたようです。

構造
城山のほぼ全域を取り込み、 谷を挟むU字状の二本の尾根上を削平した曲輪が展開しているほか、北二の丸西面には野面積みの高石垣が築かれ、本丸には古式の算木積みが残っています。
城山山頂の本丸からは西側に城下町、残りの三方は播磨灘に面した断崖絶壁の海城という側面も持っており、安土城以降、慶長期にかけて発展・昇華していった織豊系城郭の要素が色濃く反映されているといえます。


交通
JR高徳線「引田」駅から徒歩約20分

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書籍
※2020/11/28 更新