どうも、Sydneyです。
金融商品開発の人たちがお昼を取りながら話していたことが、ノーローンという無利息ローンになりました。
発端は、人が考えつかないようなローン、利息のないローンは面白そうだという会話だったようです。
会話はどんどんふくらんで、儲けはどこで得るのか、長期展望で見れば収益は上がるだろうといった突っ込んだ話になりました。
目先の利息より他に得られるものがある、その価値は計り知れないものだという話が無利息ローンの始まりといわれています。

全員が昼食を終わらせる頃には、無利息ローンをやってみようという方向性がはっきりと見えていたようです。
無利息期間が30日で、申込んだ当日に銀行口座に振込可能な無利息ローンもあります。
ノーローンとはローンを否定するという意味になりますから、ショッキングなネーミングです。
その当時の金融会社は、多くは短気の借り入れから得られる収入に着目して商品を作っていました。
利息を取らないローンなんて考えられなかったのです。
ノーローンは、キャッシングの新しい時代を視野に入れて短期で得られる収益を放棄したわけです。
最初から手数料や諸経費、年会費なども撤廃することで本当の意味での無利息ローンを実行するという徹底ぶりでした。
利息をつけないというスタイルは賛否が分かれるところでしたが、ノーローンは今なお有力な金融商品として頼りにされています。
それでは。