【お城】杉山城 -Sugiyama castle-

続日本100名城 No.119:杉山城

杉山城復元図
杉山城縄張の平面図
出典:杉山城公式サイト

基本データ

  • 築城年代:(不明)
  • 別名:―
  • 構造:山城
  • 築城者:(不明)
  • 主な城主:山内上杉氏
  • 所在地:〒355-0211 埼玉県比企郡嵐山町大字杉山605
  • 管理団体公式サイト:杉山城

概要

市野川左岸の山の上に築かれた山城である。築城主は不明。地元豪族の金子主水の築城によるとの伝承はあるが、文献資料にはあらわれない。従来、縄張りが極めて緻密で巧妙なため、後北条氏の時代に造築されたものではないかとの見方が有力であったが、発掘調査にもとづく考古学的な知見からは山内上杉氏時代の城である可能性が非常に強くなってきた。

この縄張りを主とする城郭史的観点と考古学的観点の見解の相違を「杉山城問題」と呼んでいたが、後に発掘調査を裏付ける文書の提示により文献史学的観点を含めた見解の相違へと深化している。

2017年(平成29年)4月6日、「続日本100名城」(119番)に選定された。

参考:杉山城 – Wikipedia

築城時期も築城者も謎の多い杉山城は比企郡にあった中世の山城で、菅谷館跡に、松山城跡、小倉城跡とともに「比企城館跡群」として史跡に指定されています。

かつては関東の戦国大名・後北条氏の支城とされていましたが、近年では山内(やまのうち)上杉氏が扇谷(おおぎがやつ)上杉氏に対抗して築かれたのではないかという学説が有力視されているようです。

小高い丘の頂上にある本郭を中心に、三方向へ広がる10の郭や、随所にW時状の堀割を設けて侵入してくる敵兵を側面から攻撃しやすい細やかな工夫を凝らしており、中世城郭の最高傑作といわれています。

なお、城跡からは発掘調査も進んでおり、輸入陶磁器や国産陶器、かわらけ、火鉢といった遺物が出土され、戦国期の生活様式を伝えています。


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交通

東武東上線「武蔵嵐山」駅から徒歩約35分

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※2020/11/28 更新

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