日本100名城 No.43:犬山城



※nagabutinanaさんによる写真ACからの写真
基本データ
- 築城年代:1537年(天文6年)
- 別名:白帝城 [Hakutei-jō]
- 構造:平山城
- 築城者:織田信康 [Oda-Nobuyasu]
- 主な城主:織田氏 → 小笠原氏 → 成瀬氏
- 所在地:〒484-0082 愛知県犬山市大字犬山北古券65−2
- 管理団体公式サイト:国宝犬山城
概要
尾張国と美濃国の境にあり、木曽川沿いの高さ約88メートルほどの丘に築かれた平山城である。別名の白帝城は木曽川沿いの丘上にある城の佇まいを長江流域の丘上にある白帝城を詠った李白の詩「早發白帝城」(早に白帝城を発す)にちなんで荻生徂徠が命名したと伝えられる。
参考:犬山城 – Wikipedia

室町時代から存在したとされる「乾山の砦」に、1537年(天文6年)に織田信康が築城したあたりが犬山城の始まりとされており、この頃に現在遺る天守の二重目までが築かれていたようです。
以後、織豊政権期を通して織田氏一門、豊臣氏直臣へと受け継がれ、1601年(慶長6年)に小笠原吉次、次いで平岩親吉と代わり、1617年(元和3年)、成瀬正成が3万石で入封。本丸に立つ2重の矢倉に望楼が乗せられ、現在の天守となりました。
成瀬氏による治世は以降幕末まで続き、明治維新に至り廃城となりました。
明治の廃城令にあたっては犬山城も例外に漏れず、天守を除く殆どの建造物が撤去されました。
なお、幾度の災害を乗り越えて奇跡的に遺された天守は、その後愛知県から旧藩主であった成瀬氏に譲渡され、しばらくの間私有物となっていた珍しい国宝でしたが、維持が困難となり2004年に法人所有となりました。
犬山城は木曽川を見下ろす丘の上に建つ美しさが印象的だけど、天守後方は急峻な崖になっていて、実に戦国の城らしく実戦的な防御力も兼ね備えている。




交通
名鉄犬山線「犬山遊園」駅から徒歩約15分

周辺の気になるグルメスポット
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犬山、何気に国宝天守だけではない。
インスタ映えスイーツも多い街ですね!( ゚Д゚)
それでは。

書籍
※2020/11/23 更新