日本100名城 No.15:足利氏館(鑁阿寺)


基本データ
- 築城年代:平安時代末期~鎌倉時代初期
- 別名:―
- 構造:平城
- 築城者:足利義兼
- 主な城主:源氏、足利氏
- 所在地:〒326-0803 栃木県足利市家富町2220
- 管理団体公式サイト:鑁阿寺
概要
足利氏館は、平安時代末期の武将で足利氏の始祖にあたる源義康がこの地に居館を構えたのがはじまりとされています。
義康の跡を継いだ子・足利義兼によって館は改修され、館内に大日如来を奉納した持仏堂や堀内御堂を建立。義兼の戒名「鑁阿」に因み、のちに鑁阿寺と呼ばれるようになりました。

その後、足利尊氏によって室町幕府が開府されると、鑁阿寺は足利将軍家発祥の地、そして氏寺として手厚く保護されるようになりました。
こうした背景から、その後も「鑁阿寺」として鎌倉時代以来の土塁や堀割、方形のシンプルな縄張りといった、中世の地方武士の典型的な居館の跡地が遺っている事例は珍しく、きわめて貴重な遺構といえるでしょう。
交通
JR両毛線「足利」駅から徒歩約10分。東武伊勢崎線「足利市」駅から徒歩約15分。北関東自動車道「足利IC」から車で15分。

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それでは。
※2020/11/21 更新